就活で失敗した人へ

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就活で失敗しても人生終わらないから安心しなさいという話。

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実に信じ難いことに就活に失敗したことを苦に自殺してしまう人が年間数十人単位でいるそうですね。

これは本当にとんでもない話で私のような高卒でその日暮らしのような生活をしていた人種にとっては考えられない話です。

自殺とまでいかなくても根深い悩みを抱えたりうつ病等に発展してしまうケースは少なくないようです。

子供が就活に失敗しうつ病を発症してから2年 - yahoo知恵袋

大学生にとって就活はそれだけ人生を大きく左右する一大イベントだと捉えている人も多いということなんでしょうか。

しかし今年29歳になる高卒の私から言わせてもらうと、新卒の就職活動がその後の人生を大きく左右するイベントなんていうのは全くの勘違いだと言い切れます。

というか就活の失敗くらいで自殺したりうつ病になったりしてしまう人は遅かれ早かれそうなります。それくらい今後起こる出来事に比べたら大した問題じゃないですしもっと軽く捉えるべきであると言えます。

新卒一括採用試験は日本だけ?!

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少なくとも欧米では新卒一括採用試験なんてモノをもうやっていません。

真の実力社会と言える欧米では出身校で合否を決めるような合理性に欠ける新卒の一括採用なんてことをやりません。

日本では毎年4月に入社する採用枠を構え、その採用枠に入るために学生たちは就職活動を一生懸命行います。

しかし欧米にはそういった定められた採用枠はなく、必要な仕事(ジョブ)に応じたポストを採用枠としています。そのため卒業までに定職に就けない学生、就かない学生は珍しいことではありません。

そもそも新卒一括採用という制度はヤバイ

「欧米では」と書きましたが必要な仕事(ジョブ)に応じた採用枠で人材を確保するジョブ型の採用システムは実は中国やインド等のアジア各国でも取り入れられています。

というのも資本主義社会、実力社会では新卒者を一括採用し同じ給料を同時に払うようなシステムは成り立たないからです。

新卒一括採用では会社や業種、職種によって多少変わってくるものの、初任給は誰もが基本的に平均値と大差ないですし同じ企業でであれば大概同じです。

一生懸命働こうが、クビにならない程度に手抜きながらダラダラ働こうが少なくとも次の昇給までの1年間は同じ給料が支払われます。

だから日本では新卒の採用試験で一喜一憂してしまうんです。

「とりあえず大企業に入ってしまえばそれでOK。」

現在の日本の雇用システムではよほどのことがない限り会社をクビになるなんてことはありません。

ダラダラ働いても解雇になることはありませんし年功序列型賃金のため給料も少しずつ上がります。

仕事が出来ない人、一生懸命働かない人でも会社に居て問題ないってとても問題あることだと思いませんか?

しかも彼らは長くいるだけで給料が上がっていくんです。グローバル社会で世界と競争しなければならない昨今、そのようなシステムがいつまで続くのでしょうか。

終身雇用はとっくに崩壊している

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新卒採用試験をとても重視する人はきっとその会社に入社すれば将来安泰で豊かな生活が約束されると思っているのではないかと思います。

ですがこれだけは断言出来ます。

22歳で就職して定年の60歳まで働く人、働き続けられる確率は極めて低いです。

40年間という長い期間なので参考になりそうな明確なデータを見つけることが出来ませんでしたがおそらく約40年間同じ会社に勤めたという人は就労人口の1%もいないんじゃないかと思います。

何故ならそもそも創業40年以上の会社が全体の1%もありませんしその前に転職、退職した人も大勢いるわけで、入社してから定年まで雇用する終身雇用制度というのはもはや幻想とも言えます。

考えてもみてください。

現在働いている60歳の人が今から約40年前ずっとその会社で働いていたでしょうか。

大半はその会社に40年の歴史がありませんし、卒業後ずっとその会社一筋の人なんて社内、もしくは部署内に一人いるかいないかでしょう。

40年残る会社?

就活生は将来有望で安定、安泰を望んで会社選びをするようですがそもそも40年安泰の企業が今日本にあるんでしょうか。

私はとても想像できません。

40年後に任天堂のゲーム機が使われているとは思えませんし、国内に日本車が走っているとも限りません。

今は家電製品はほとんど国内メーカーを使っているのが基本ですが将来スマホやパソコンのように海外メーカーが主導権を握る可能性も十分あり得ます。

もし残っているとすればそれはきっと今の賃金が安いアジア諸国のような立ち位置で、今のように一流企業、優良企業とは呼べないでしょう。

液晶テレビのシェアナンバーワンを誇ったシャープなんて、当時は誰一人として経営危機に陥るとは思っていませんでしたよ。むしろ世界で初めて携帯電話にカメラを搭載した当時、シャープは日本を先導する企業だと言われていました。正解中から「SHARPスゲー!」って言われていたんです。

変化の激しい現代で安定、安泰の会社なんてまずあり得ません。銀行や証券会社ですら倒産する時代です。

就活失敗なんて大した問題ではない

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新卒の就活に失敗したからといって今後の長い人生を大きく左右するほどの問題ではないです。

理由は先述した通り、希望する大手会社に就職出来たからといって将来安泰となる可能性は極めて低いですしそもそもその会社で上司のパワハラや人間関係のトラブルに悩まされる可能性だって十分あるわけです。

二回目になりますが、就活で失敗したくらいで死んでしまう人は遅かれ早かれ死んでしまいます

就活で失敗して困るのは自分だけですが、実際社会に出て働くようになったら一つの失敗で自分だけでなく周りの人にも影響が出ます。JR東日本とかで働けば一歩間違えるだけで数万人に迷惑を掛けてしまう可能性だってあるんですよ?

企業やマスコミが問題を大きくした?

それなのに新卒の就活で失敗したら「人生終わり」みたいな風潮があるのはおそらく就職をビジネスにしている企業やそれらの広告を行う広告代理店、マスコミの影響ではないかと思います。

学生の就職活動を生業として活動している企業にとっては一番の稼ぎ時ですしそれを宣伝する広告代理店、マスコミも同様のことが言えます。

今の学生には記憶が薄いかもしれませんが2008年に秋葉原通り魔事件という日本では稀に見る凶悪で悲惨な事件がありました。

その時マスコミは加害者が派遣社員であったことから劣悪な労働環境に希望を失い犯行に及んだと若者の雇用問題を強調しました。

また同年末には派遣社員が大量に派遣切り(契約満了)に遭い、職を失った人達が集まった年越し派遣村が連日放送されました。

これを見た視聴者は「定職に就かないとこうなる」と思ってしまいます。

確かにいつ契約が切れるかも分からない派遣社員を長期的に続けることは危険です。

しかし彼らは必死で就職活動をした結果そうなってしまったわけではなく(もちろんそういう方もいるかもしれません)、自分で派遣社員という道を選んだわけです。

就活に失敗した人がすべてこの道を辿るとも限らず、逆に就活は上手くいったけど仕事が上手くいかず退職し派遣で勤めているという人も大勢いるわけです。

失敗しても再就職できる

就活に失敗しても再就職は普通に出来ます。別に珍しいことではありません。

参考記事:正社員になったことがない人でも割と就職はできるらしい

確かに一括採用試験でしか募集していない企業の採用枠には入れません。が、別に必ずしもその方が良い企業に入れるとは限りませんし、何より実際に働いてみるまで働きやすい会社なのかも分かりません。

「失敗したら死ねる」と思って就活に挑んで無事入社してもその会社で人間関係等のトラブル等によりとても働きにくくなった場合、今度は「辞めたいけど辞めたら死ねる」という問題に直面してしまいます。実際仕事に就いてから精神的な病気になる人は少なくありませんよね。

しかし現実には就活に失敗したらかといって再就職出来ない人ばかりではないですし、すぐに仕事を辞めても再就職に成功したという人はいくらでもいます。

採用率3倍アップも可能?!20代のフリーター、第二新卒者は人材紹介会社を使おうという記事で紹介している通り、フリーターや卒業後に定職についていない人のための人材サービスもあるくらいです。

そもそも就職出来ずにそのまま卒業した人、就職したけどすぐ辞めてしまった人が再就職出来ないのであれば第二新卒なんて畑は存在しません。

世の中には就活に失敗した人でも良い人材はいると信じて採用したいと思う企業はたくさんあります。これが30過ぎたりするとグッと減ってしまいますが・・・

就活の失敗なんて所詮長い人生で起こりうる失敗の一つに過ぎず、これから先それ以上の大失敗を仕事やプライベートですることは誰しも起こりうることです。経験して失敗して人は学んで成長していくわけです。

失敗してもいいじゃない?

就活成功したら人生ハッピーエンド、失敗したらバッドエンドなんてほど人生単純じゃありません。

それに就職はあくまでスタートでありエンドではありません。

失敗すると学ぶことも多いし別の視点で物事を考えることも出来ます。

どうせ先のことなんてどうなるかわからないんですから前向きに考えましょう。

それにおかしいと思いませんか?

同じ人(あなた)なのにそのタイミング(新卒採用試験)で命運が別れて人生が大きく変わるって。

そんなのリセットボタンでやり直しが出来るゲームの世界だけですよ。

新卒が大事だからといって留年した人と卒業してしまった人でその後の人生天と地の差がつくと本当に思います?

そんなわけないんですよ。

 

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