フリーターは定職に就いていないということもあって両親との関係があまり良くないことも多いですよね。
学校を卒業と同時にそのまま家を飛び出してもう何年も会っていないという人も多いんじゃないでしょうか。
女性なら男性のところに転がりこんで・・・ということも珍しくありませんよね。
私もあまり仲良くはありませんが・・・
しかし老婆心から言わせて頂くと、
「出来る限り親とは仲良くしておいた方が良いです。」
出来る限りですよ・・・
真の無償で力を貸してくれる存在

「遠くの親戚より近くの他人」
という言葉の通り、遠くにいる親よりも近くにいる友人や会社仲間の方が頼れることが多いです。
実際何か困った時は遠くにいる両親よりも近くにいる人に助けられることが多いでしょう。
しかし本当に困った時、他人の力を借りれないことがあった時、最後に助けになってくれる人はやっぱり他人ではなく両親です。
そして親というのは本当の意味で無償で手助けをしてくれます。
他人に助けられて失うもの
もちろん困った時に無償で助けてもらえる友人、知人も多数いるでしょう。
本当にお金に困っている時、友人は利子を付けずにお金を貸してくれるでしょう。
しかし他人から無償で貰う厚意には「信用」という目には見えないものを支払う必要があります。これは必ず払う必要があります。
友人からお金を借りた場合、その借りたお金に利子は付かなくても信用という利子が付きます。
もし約束通りに返さなかったら借りたお金の負債だけでなく信用を失ってしまうわけです。
貸し借りを例に上げましたが、貸し借りではなく「付与」、つまりタダで貰った場合も同じことが言えます。
困っている時に友人から何か無償で頂いたたその頂いたものを返す必要はなくても必ず「信用」という利子を返さなければなりません。
次にその友人が困っている時、あなたがその信用を返さなければ信用を失うことになるでしょう。
親なら利子は付かない
私はどんなに困っていても友人からお金を借りることは絶対しないようにしています。
何故なら消費者金融の17%の金利より無利子で貸してくれる友人から借りる方が失うものが大きいからです。
友人や知人からお金を借りてはいけないと言われるのはそういう理由からなんですよね。
しかし親だけは信用という利子が付くことはありません。いや、もちろん全くないわけではありませんが・・・
少なくとも普通の親子関係であれば、
「ばばあ、金!」
みたいな関係でなければ困った時に慈悲で手を差し伸べてくれるでしょう。
私の奥さんの姉は県外の大学に進学し、中退して以降もう何年も音信不通だそうです。
きっと1人暮らしで勤めてやり繰りをしているか、結婚して養ってもらっているかだと思いますが勤めている会社でトラブルがあったり、結婚相手との関係がうまく行かなかったりしたときに実家の両親を頼るという選択肢が断たれてしまいます。
たまに連絡でもしていれば手助けになってくれるはずですが、何年も連絡を取っていないと連絡しづらいですからね。
無理して仲良くとは言わないが・・・

それでもやっぱり仲良くは出来ない。
関係を修復することも出来ないことってあると思います。かくいう私もその一人なんですが・・・
自分のやりたいこと、達成したい目的のためにどうしても足かせになってしまうことってやっぱりあると思うんですよ。
そういう場合は仕方ないです。
親と仲良くしておいた方が良いという気持ちはあるけど、親の足かせによってやりたいことが出来ないのは一番ダメなやつです。
結婚反対されたとかね。
でも終わったことなら、関係を修復出来る可能性もあります。
親との関係は良いに越したことではありません。
もう別に勘当されたわけでもなくて、ただ何年も連絡取っていないから取りづらい・・・程度の理由で半ば音信普通になってしまっている人は今からでも連絡してみてください。
電話でもメールでもなんでもいいです。
それだけで親孝行になりますよ。