正社員になることが出来たフリーターの特徴は諦めないことでした

私はよほど不良っぽい人でなければ誰でも入学出来る普通科の高校出身なので就職組の同級生はフリーター時代を経験している人ことが多いです。当時は今よりもずっと厳しかったですし。

しかし20代半ばを過ぎると私を含め正社員として定職に就いて働いている人と派遣やバイト等をしてフリーターのままの人に分かれます。

20代後半で正社員として働いている人とフリーターのままでいる人の違いは何でしょうか。

今年初めに開催された高校の同窓会で感じたことを書こうと思います。

目次

諦めなければ正社員には誰でもなれる

まず始めに一番言いたいことなんですが、20代なら正社員に必ずなれます。選らばなければ中卒でも問題ありません。逆に30歳を超えるとかなり厳しくなります。

あわせて読みたい
ずっとフリーターの人の将来!年代ごとに予想してみる 現在日本には130万人以上のフリーターがいるというデータがありますが、彼らは将来どうなってしまうのでしょうか。 特に高齢化したフリーターは正規雇用で採用されるこ...

学生時代どんなに勉強していなくても、フリーター生活を長く送っていても20代なら正社員として働くことは可能です。

ちなみに私は今の仕事に就くまで約5年間フリーター生活をしていました。正社員として働いていた職歴もありますがニートだった空白の期間もトータルで1年近くあります。

それでも採用される時は採用されるんですよね。

就職氷河期は終わった感じがする

今20代後半くらいの人は先輩が就職氷河期で壊滅的で、自分たちもその煽りを受けてかなり厳しい状況で就職活動をしています。

その時に比べ近年は団塊世代の退職があり、少子高齢化のため労働人口が低下しつつあるので私達採用される側が比較的有利になっている気がします。

もちろん人気職には応募が殺到するので厳しいですが求人を出しても応募者が全然集まらなくて困っている企業が多数存在するのが現状です。

就職できる人と出来ない人

正社員として就職出来る人と出来ない人の違いはもちろん仕事が出来る優秀な人かどうかという違いもありますがそれ以上にやる気があるかどうか、正社員になる気があるかどうかの違いが大きい印象です。

真面目に働いて正社員に昇格

私の知人に小売チェーン店で正社員で働いている人がいますが、彼は元々非正規雇用でその会社に入社しそのまま正規雇用として現在勤めています。

彼は20代後半で後がないということもあってバイトという雇用形態でも一生懸命働いていたそうです。

世間では正社員になりたくてもなれない人がたくさんいますが一方で正社員が不足していると感じている企業もたくさんあります。

正社員が不足していると感じているなら正社員になりたい若者を募集して雇えばいいと思うかもしれませんが企業は即戦力になる人材を求めています。しかしそういう人材は簡単には集まりません。

そのためバイトや派遣等非正規雇用から正規雇用にする企業は実は結構多いです。

私も以前派遣で働いていた企業から直接雇用のお話を頂いたことがあります。

バイトだからと思って適当な働き方をするとそういった機会を逃してしまいます。

チャンスを逃さない人は就職出来る

定職に就けたフリーターはタイミングが良くて正社員として採用されることが多い印象です。

地元の製紙工場で働く知人は新しく工場が開設されるタイミングで入社しました。

知人、友人の紹介で入社した人も大勢います。

就職に限ったことではありませんがそういった巡り合わせをモノにすることはとても大切なことです。

振り返って改善出来る人は就職出来る

就職活動に限らず、目的を達成するために最も必要なことは振り返って改善していくことです。

「失敗は成功の母」という言葉がありますが、この言葉は単に失敗すれば成功につながるという意味ではありません。

挑戦して、失敗して、振り返って改善して再度挑むことが重要なんですよね。

同じ失敗を繰り返してはダメということです。

問題は就職、転職の採用試験は基本的に振り返ることが出来ないことです。

一般的な学校の試験であれば、試験後に答案用紙が渡されますし、仕事でも失敗すれば上司や同僚に「こうすれば良い」と答えやヒントをくれます。

異性に告白した時だって理由を聞けば「あなたのこういうところが…」みたいに教えてくれるので改善して次に活かすことが出来ます。

しかし採用試験では通常不採用だった理由は分からず(ハローワークでは理由を教えてくれるが「能力不足」等適当な理由が返ってくる)、次に活かせることが出来ません。

なので面接に挑む際は、事前に家族や友人等に見てもらって悪いところ、ダメなところを教えてもらう必要があります。

そうすることで「不採用の理由」をある程度改善することが出来ます。

フリーター向け転職サービスを使おう

就職活動は振り返りが出来ないのが致命的ですが、転職サービス(転職エージェント)を利用すればその点に関しては解決できます。

例えばジェイックでは一人一人に合わせた書類選考や面接対策をアドバイザーが指南してくれます。

扱う求人の採用担当とももちろん面識があるわけですから、不採用になった際にある程度情報を仕入れることも可能です。

振り返りが出来れば次に活すことが出来るので、数社挑めば必ず採用通知が届くでしょう。

⇛ジェイックの詳細を見てみる

諦めたら就職出来ない

新卒の就活もそうなんですが正社員で採用されることを諦めたらそこで終わりです。

私は約5年間フリーター生活を続け長く続けられた仕事がないので書類選考でほぼ落選しました。それほどたくさん応募したわけではありませんが何度も書類を作って唯一書類選考を通過した会社で採用してもらえました。

20代後半で5年もフリーターをやっていたので半ば諦めていましたがタイミングが良ければ採用される可能性は十分あります。

諦めて応募することをやめてしまったら正規雇用の話でもない限り一生フリーターのままとなってしまいます。

ただし30歳を過ぎると急に厳しくなります。上述したフリーター向け転職サービスが利用できないからです。

30歳以上の方は合わせてこちらの記事もご一読ください。

まとめ

フリーターは全国に150万人以上いますが、このうちずっとフリーターのままでいる人は半数もいないでしょう。正確なデータがないので分かりませんが、少なくとも私の周りには一人もいません。

諦めなければどこかで必ず就職出来るので諦めず地道に就職活動を行いましょう。

もし諦めそうになったら、またこの記事を読んでみてください。

30歳までに就職しないとかなり大変なので20代のうちに努力しましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次