普段仕事をしているときに、
「今の仕事って自分に合ってないな」
と感じることはよくあると思います。
仕事は1日少なくとも8時間以上、週5日も費やしているわけですから、自分に合わないことをやり続けるのは本当にしんどいことです。
アルバイトや副業程度ならお金のためにと思って割り切れますが、フルタイムで無理をすると最終的に精神を病んでしまいます。
なので本ページでは仕事が合わないと感じている人向けに、
「何故自分に合わないと感じてしまうのか」
その理由から対処法について解説します。
目次
仕事が合わないと感じてしまう3つの理由
なぜ今の仕事が自分に合わないと感じてしまうのか?
理由は大きく3つあります。
それぞれ対処法も変わってくるのでまずは自分にどれが当てはまるか確認してみてください。
自分の希望職種、仕事内容でない
今やっている仕事が自分の希望と異なる場合、「自分に合っていない」と感じるのは必然的です。
現代人の多くは自分の希望する仕事をしているわけではありません。
が、そのうちのほとんどの人がそもそも自分が希望する仕事がこれと言ってあるわけでもありません。
だから続けることが出来ます。
「私はどうしても医療の仕事に携わりたい」
と思っている人がそれとは全く関係ない業種に就いて「自分に合っている」と感じることはほとんどないでしょう。
また、逆に「自分の性格上、どうしてもこの仕事には向いていない」と思うような業種、職種に就いている場合も当然「自分に合っている」と感じることはできません。
今の仕事に多少なりともやりがいやモチベーションがあるだけで「自分に適している仕事」と感じやすいです。
職場環境や人間関係が合っていない
「仕事が合っていない」
と感じていても、そもそもの原因が実は職場の環境や人間関係であることは少なくありません。
自分が本来得意とする分野の仕事に就いていても、社風が自分と合っていなかったり、人間関係が上手くいかなければやはり「自分に合っていない」と感じてしまいます。
例えばSE(システムエンジニア)を希望する人がソフトウェア開発の会社に就職しても、自分の性格が社風に合っていなければ居心地は非常に悪いです。
何社か転職経験があれば「この会社は社風が自分に合っていない」ということに気付くことが出来ますが、初めて就職した会社でそのようなことがあった場合、仕事そのものが合っていないと感じてしまいやすいです。
「何が引っかかっているのか」
一旦冷静に考えてみましょう。
今の仕事を始めたばかりで慣れていない
今の仕事が合わないのではなく、もしかしたら仕事を始めたばかりで慣れないだけということも特に若い就労者に多いです。
新入社員や部署異動したばかりの方はすぐに成果が上がらなかったり、部署の要領なども理解しておらず、比較的すぐに仕事が合わないと感じやすいです。
その段階で「仕事が合わない」と判断してしまうのは早計ですね。
もちろんパワハラや過度なサービス残業は論外ですが、そうでなければ、もう少し様子をみるのが賢明です。
仕事が合わない人のとっておきの対処法
上記の理由に当てはまり、仕事が合わないと思う人はどうすればいいのでしょうか?
ここからは、具体的な対処法について説明していきます。
実際に試してみて、仕事が合わないと思う憂鬱な気持ちと現状を打破しましょう。
今の仕事で変化できるところがないか考える
まずは現状の仕事で変化できるところを探してみてください。
例えば、仕事のやり方を変えてみる、仕事内容を変えてもらう、部署異動をするなど方法は様々です。
簡単に始めることのできる対処法は「仕事のやり方を変える」という方法です。
「仕事が合わない」と感じている人は、仕事自体が苦痛だと思います。
「どうすれば自分が楽しくなるのか?」「効率が良くなるのか」と考えて、どんどん改善してみましょう。
ゲーム感覚で「この作業を◯分短縮する」でもいいですし、試行錯誤をしてください。
気づいたら、能力やスキルが身についているかもしれません。
また、人一倍、一生懸命取り組むことで仕事が楽しくなるというケースもあります。
仕事だけでなく何にでも言えることですが、上手く行けば楽しいと感じるものです。
日本で働く多くの人は一見勤勉で真面目に働いているように見えますが、実際は嫌々仕方なく日々の仕事をこなしているだけの人ばかりです。
その中で一生懸命働けば結果が付いてくることは多々あります。
「人知を尽くして天命を待つ」
ということわざがありますが、一生懸命やることで違ったものが見えてくるということはよくあるのです。
転職も視野に入れる
そもそもやりたい仕事がある場合は「転職」することをお勧めします。
やりたい仕事が決まっている状態でそれとは関係ない仕事を続けるのは苦痛でしかありません。やりたい仕事が何らかの障壁によって難しい場合、その障壁を超えるように努めることをお勧めします。
また、仕事そのものは好きだが、会社が合っていない場合も同業同職種の会社に転職しましょう。
転職はパワーが必要ですが、毎日「自分に合っていない」と感じる仕事を嫌々やり続ける方がパワーが要ります。
しかし日々のハードワークで転職に時間をかけることができない人もいるでしょう。
そういう場合は、転職エージェントを使うと効率よく転職活動をすることができます。転職エージェントは、面倒な書類の作成や面接日程の調整などを行ってくれます。
忙しい人は自分の貴重な時間を無駄にすることなく、転職活動を進めることができるでしょう。
また転職エージェントにはエージェントごとに得意業種を持っているので、自分の希望する職種に特化したエージェントを選ぶことが大きなポイントです。
もちろん自分で探したりリサーチすることも大切ですが、転職エージェントをサポートの役割として登録しても損は無いと思います。
また生活していくのに必至な給料面に関しても、転職エージェントを介して転職をすると交渉してくれる場合もありますので、自分1人では金銭面の交渉は難しいと思われる方には得策です。
まとめ
仕事が合わないと感じる理由とその対策について説明しました。
仕事が合わないと感じている人の多くが、下記のような原因を持っています。
- 自分の希望職種、仕事内容でない
- 他にやりたい仕事がある
- 職場環境や人間関係が合っていない
上記の項目に当てはまる人は、改善が必要でしょう。
具体的には、下記の2つの改善方法があります。
- 今の仕事で「変化」させられるポイントを探す
- 転職を視野に入れて行動をする
まずは仕事のやり方、仕事内容、部署などを変化させてみましょう。
それでも「仕事が合わない」と感じるなら、会社自体との相性が悪いので、速やかに転職した方がいいです。