突然ですが、あなたは自分の仕事は好きですか?
「仕事は嫌いだ!」という人もいると思います。
では、仕事が嫌いになる理由は何なのでしょうか?
仕事が嫌いになる理由が分かれば、対策もできて「仕事が嫌い」という悩みを解決できるかもしれません。
そこで本ページでは、仕事が嫌いになってしまう理由とその対策について説明していきます。
目次
人間関係のトラブルが原因で嫌になる
エン・ジャパンの公式サイト「人事のミカタ」によれば、働く人々が最もストレスを感じている要因は「職場の人間関係」であるというアンケート結果が出ました。
男性では約30%、女性では何と約50%もの人が人間関係に悩みやストレスを感じているというのです。
相性が悪い上司にパワハラを受けたり、うまく周りの社員とコミュニケーションを取れなかったりする人などは、困ったことが一つでも起こると負の連鎖によってどんどんストレスが膨らんでいってしまいます。
仕事では周りとの連携が必須ともいえます。トラブルがあると効率の良い仕事をすることも難しくなるでしょう。
接し方を変えてみる
人間関係で悩みが多い方は、人との接し方に工夫をしてみてはどうでしょうか。
苦手な人にほど、かかわりを持ちやすい傾向があることはありませんか?
相手の考えを気にしすぎていつも質問ばかりしたり、相手の動向をうかがってばかりいるとよけいにストレスが増えていくことになります。
苦手意識を感じている人には必要な業務しか関わらないようにして、最低限のコミュニケーションだけに留めるようにしましょう。
「みんなと仲良く」しなければならない、完璧な人格を持たなければならないという気持ちは捨てることです。
仕事上のドライな人間関係に終始して、仕事が円滑に進むように努めることが、ストレスから遠ざかることにもつながるでしょう。
最終手段としては部署異動という方法もあります。誰しも苦手な人ほど気になってしまうでしょうが、つかず離れずくらいの関係を持つよう心がけてみてはいかがですか。
仕事内容に不満がある
どうせ働くのであれば、自分がやりがいを持って生き生きと仕事ができることが望ましいですよね。
しかし自分がやりたい仕事ではない、自分に合っていない仕事であるという気持ちが心のどこかにあるようであれば、無意識のうちに仕事に対する不満を増幅させていくことになるでしょう。
仕事内容に不満を持っていると、毎日が辛く感じてしまうでしょうね。結果としてやりがいを感じられず向上心も湧かないという面白みのない毎日になってしまいます。
仕事の方法を変えてみる
自分自身が楽しめて活躍もできるように、仕事の方法について工夫をしてみるのも一つの方法です。
コツコツとして事務作業がめんどくさくて進まない。そんな時には時間を計る「タイムアタック形式」でクイズのようにチャレンジしてみるのもいいですね。
作業自体はかわらないものの、ほんの少し意識を変えてみることで仕事に対して面白みや今まで以上の効果が出る可能性もあります。
部署異動を希望する
少し手間はかかりますが、自分が希望する仕事ができる環境への部署異動を願い出る方法もあります。
うまくいけば、これまでやってきた仕事内容から大きく変わり新しい環境を手に入れることにもなるでしょう。
しかしながら希望したところで明日・来月など、すぐに希望が通るわけではありません。時間がかかるだけでなく、希望先の人員の関係で要望を聞いてもらえない可能性も多いといえます。
労働環境が悪い
毎日だらだらと続く残業やあり得ないほどの仕事量など、いくら当初やる気があったとしても嫌になってしまう環境も存在します。
心身ともに疲労が蓄積し、何となく仕事に前向きになれなくなってしまいます。
毎日残業が当たり前であれば仕事に対しての改善をしても根本的な考え方の改善がされなければ現状は変わらない可能性が高く、そのまま自分自身も悪い環境に影響されて流されてしまうことになりかねません。
自分でできる範囲で改善する
いきなり大きく変えることを考えずに、自分の可能な範囲内で改善していくといいでしょう。
企業という大きな組織の中の一人であるため、抜本的改革を行うにはそれ相応の権力がないと難しいと言わざるを得ません。
残業が日々慢性化しており、特に残業=素晴らしいなどどいう概念がいまだに根強く残っている企業で「全員残業をゼロ!」というのは難しいですし、思わぬ敵を作りかねません。
自分だけいつもより1時間早く帰る!など、少しずつ改善してみてはいかがでしょうか。
給料が低い
人間が世の中で生きていくためには、ある程度のお金は必要です。
どれほど温かい人間関係の中で仕事ができて、内容も満足していたとしても、給料がずっと上がらない、とても低いということであればなかなか継続することが辛くなる場合もあるでしょう。
特にサービス業や飲食業などは、仕事内容の割に給料が低いことが往々にしてあります。業種の給料水準が低いため、個人の努力ではどうにもならないことも多いでしょう。
出世する
まず純粋に考えられるのが、給料アップ=出世でしょう。役職がつくほどになれば役職手当がつき、おのずと平社員よりも給料がアップすることになります。
しかしながら出世コースには多くの難関があり、それを乗り越えて勝つ必要があります。会社によっては若手だとなかなか思うように出世できないこともあるかもしれません。
給料が高い会社に転職する
ベースになる給料が高くなれば、根本的な年収アップにつながるでしょう。
現在給料が低い会社であれば、あらかじめリサーチして給料の高い会社に転職すれば自動的に年収がアップすることになります。
しかしながら、必ずしも転職=給料アップするということではないので、事前のリサーチ・情報収集が必要になるでしょう。
まとめ
嫌いなことを毎日延々としなければならない人生なんて悲しいですよね。
仕事を通して自分自身が成長できて幸せになれる。これが働く人の多くが望んでいることではないのでしょうか。
少しずつ仕事に対する意識の持ち方を変える工夫を始めてみましょう。前向きでポジティブな精神が良い仕事をもたらすことでしょう。