フリーター就職への道

職歴がなくても正社員として就職出来る?その方法にはどんなものがあるか

就職する上で「職歴なし」というのは大きなハンデに感じていまいます。

「今までアルバイト経験しかない」

「職歴なしで就職できるのだろうか?」

と不安に思っている人もいるでしょう。

そこで本ページでは、職歴なしでも就職ができるかどうかを説明します。

結論からいうと、職歴なしでの就職は可能です。ただし30歳を過ぎるとかなり厳しくなります。

職歴がなくても就職はできる

上記でも触れましたが、職歴がなくても就職は可能です。

もし「職歴がないから、就職ができない」と考えている人がいたら、それは間違いだと断言できます。

転職エージェントのハタラクティブによると、職歴なしでも就職した実例があります。

Aさんは大学中退されたので最終学歴は高卒
その後は約2年間、ニートとして過ごしたそうです。ある時このままではいけないな…と焦りを感じ、アルバイト探しと就職活動を開始。手当たり次第に様々な企業に応募したそうです。
しかし、それまでアルバイト経験がないAさんのもとに届くのは不採用の通知。すっかり自信をなくしていたAさんでしたが、ある企業の面接の場でほぼ採用と言い渡され、その後正式に採用されたそうです!

引用元:ハタラクティブ|ニート・職歴なしから就職を目指す方法

Aさんの場合、資格を持っていたという理由もあったそうですが、職歴なしからの就職を決めていきます。

「資格なんて持ってない」という人は、職業訓練に通って資格取得をしたり、スキルを身につける方法がオススメでしょう。

ちなみにハタラクティブはフリーターや第二新卒等の経験が浅い、または全く正社員経験のない人材を専門とする転職エージェントサービスです。

そのような会社が成り立つということはつまりそのような人材でも需要があるということです。

よって「職歴がなくても就職は出来る」と断言できますが、ただハタラクティブを始めとするフリーター、第二新卒専門の転職エージェントは20代までが対象となっているケースがほとんどです。

つまり職歴がない人材でも需要があるのは20代までで、30歳を超えると急激に厳しくなります。

人材不足の企業が増えている

2021年現在、実は人材不足の企業は増加傾向にあります。

帝国データバンクの調査によると、企業中で全体の43.9%が「正社員が不足している」と回答しています。

およそ半分の企業が人材不足に悩んでいるという状況で、就職する側としては有利でしょう。

また、過去10年で比較すると正社員の人手不足は最高に達しています。バブル期並みとも。

このように「人手不足の企業」が増えているという実態があるので、職歴なしでも人材が欲しいという企業がいてもおかしくはありません。

参照記事:帝国データバンク|人手不足に対する企業の動向調査

職歴なしでも就職する方法

上記では、実際に職歴なしで就職した人がいること、人材不足の企業が増えていることを説明しました。

「就職しやすい状況なのは分かったけど、どうすれば就職できるのか?」と思っている人もいるでしょう。

では具体的にどうすれば、職歴なしでも就職できるのかを詳しく説明していきます。

人材不足の業種を狙う

特に慢性的な人材不足とされている業種は正社員経験がない人でも採用される可能性が高いです。

具体的には、「飲食業、娯楽サービス業、販売業」等は専門スキルも必要ないので狙いやすいです。

飲食、娯楽サービス、販売という3つは、人手不足の割合が高い業種になります。

帝国データバンクによれば、人手不足の業種の中でトップ10の内8業種が「小売や個人向けのサービス」とのことです。

また、これらの業種は特別なスキルや能力がそこまで必要ではありません。

実際に仕事をしていく中で、覚えていくといってもいいでしょう。

なので職歴や経験がなくでも大丈夫で、自信を持って応募して下さい。

必要となるのは「対人コミュニケーション」で、実際に仕事して接客していると、勝手に身についていきます。

職業訓練を受けて資格を手に入れる

すぐに就職せずに、一旦職業訓練を受けるという方法もあります。

職業訓練は就職を目指す人が受ける公的な訓練で、訓練費用もかかりません。

訓練内容は多岐に渡り、電気工事士などの技術系から、パソコンスキルまで様々です。

最後まで受講すれば資格が取得できることもあり、就職が有利になるでしょう。

期間は3ヶ月〜1年程度です。

職業訓練は失業保険を受給していれば、訓練受講期間中はそのまま延長されるので、雇用保険に加入している人は退職後に失業保険の手続きを行い、受給しながら職業訓練を受けるという道があります。

職業訓練で取得できる資格、経験は実は人材不足が懸念されている業種、職種に関連するものが多かったりします。公的サービスなのでそのようになっています。

中でもお勧めはIT関連や電気工事などの建築関連です。

いずれも慢性的な人手不足の業種なので資格があれば就職しやすいです。

人脈や知り合いのコネを使う

就職で有利なのが、知り合いであることやコネクションを持っていることでしょう。

「コネ採用は実力じゃない」という否定派の人もいますが、それは間違いです。

採用をする企業側としては、身元がよく分からない人は採用したくありません。

もし知らない人を採用して仕事ができなかったり、素行が悪かったりすれば失敗になります。

元々知っている人やつながりを持っている人なら、その人の素性もよく分かっているので、採用にも踏み出しやすいでしょう。

「そもそも職歴がないから、人脈やコネがない」という人もいるかもしれませんが、家族や友人などを細かく探せば、どこなに人材を求めている企業がいるはずです。

上記でも紹介しましたが、日本の企業の半数近くが人材不足という状況に陥っています。

なので、探せばどこかに繋がりがあったり、人材を求めている企業がいるでしょう。

まとめ

「職歴がなくても就職は出来る?」について解説しました。

職歴がなくても就職することは可能で、実際に職歴なしで就職している人もいます。

また人材不足の企業は増えており、全体の半分ほどになっています。

就職する側にはかなり有利な状況だといえるでしょう。

そして、職歴なしでも就職する方法は下記の3つになります。

  • 「飲食、娯楽サービス、販売」を狙う
  • 職業訓練を受けて資格を手に入れる
  • 人脈や知り合いのコネを使う

上記の方法と使って、就職にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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umi
フリーター、会社員を経て現在フリーランスに。自分でも信じられないよくわからない生活をしています。Twitterによく生息しています笑

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