年収500万というのは、会社員にとっては一つの壁ですよね。
年収500万以上というのは30代の男性で約44%(読売オンラインより)で2人に二人以下。
真ん中よりもちょっと上くらいの水準となっています。
ということもあり、現在の年収が500万未満で「年収500万越えをしたい!」という人も多いでしょう。
そういう場合、真っ先に思いつくのは「転職」です。
では、転職すれば年収500万を超えることはできるのでしょうか?
本ぺージでは転職すれば年収500万を超えることはできるのかについて説明します。
目次
転職で年収500万円を超えることはできる
結論から言うと転職することで現在の年収アップや500万円超えは可能です。
下記はdodaの調査による、転職で年収がアップした人の統計結果になります。
引用元:doda|転職で年収アップするのはこんな人 年収アップ成功者に見る傾向と対策
転職前の平均年収が417万で、転職による平均年収アップ率は56.7万となっています。つまり、合計すると平均年収473万円となり年収約500万程度ということになります。
最大の年収アップ額で440万の人もあり、この場合の年収は860万円ということになり年収が2倍になっています!
1回目の転職が年収アップしやすい
上記の結果によれば平均転職回数は0.8回となっています。また、転職する人は転職1回目だと年収が上がりやすい傾向があります。
転職2回目以降となるとアップ率も下がり、転職そのものの成功率が下がることにつながります。転職回数が多いと、1回1回の職場においてスキルや能力がしっかりと身につく時間が少なく、転職を繰り返しているという印象がついてしまう可能性もあるでしょう。
基本的に求人情報などを見ていると経験年数として3年程度以上とされている傾向が高いです。3年以下で転職を何回かしているよりは、3年以上務めたうえで転職するというパターンの方が年収がアップする傾向があるといえるでしょう。
転職で年収500万円を超える方法
せっかく転職するのであれば、何度も転職を繰り返すことなくベストな転職をして年収アップに成功したいものです。
転職によって年収500万円を超える方法とは具体的にどんなものがあるのでしょか?
転職市場価値を見極める
転職する前にまず知っておくべきことは自分の市場価値がどのようなものなのかということです。
転職市場における自分の価値を見極めることによって、自分にマッチした求人・自分の能力を最大限に活かすことのできる求人を見つけることにつながります。
自分自身についてよく知ることは、どんな場面でも必要となってきます。
市場価値を理解していることによって、高望みしたりやりがいを感じられない仕事に手を出したりといったことも防げる可能性があります。
給料水準が高い仕事を狙う
現在の業界の給料水準を把握したうえで、それよりも給料水準が高い業界・仕事への転職を狙う方法です。主に給料水準が高いと言われている業界は、金融やメーカー・医療系などがあげられます。
もしも現在働いている業界が給料水準の低い業界(小売り・サービス・飲食など)なら、転職によって大きく年収アップが望める可能性も高いといえるでしょう。
歩合制の仕事を選ぶ
歩合制とは、成果に応じて報酬がアップしていく給料形態です。
例えば外資系企業の保険営業や、金融系企業の営業などで見受けられます。
目に見える形で確実に売り上げを出せば給料がアップしていくため、大きく稼ぐことができます。
報酬がアップしていくことでやる気やモチベーションも向上していくことができるでしょう。しかしながらそれが逆にストレスとなってしまわないように注意することが必要です。
転職エージェントを利用する
転職エージェントとは、登録をしておくことで転職のプロにさまざまな相談ができ、求人紹介や面接セッティング・給料や待遇の交渉など必要に応じてサポートをしてくれるサービスです。
転職エージェントを利用する最大のメリットは、第三者からの目で客観的に自分の状況を分析してもらえるということでしょう。
自分で書いた履歴書や職務経歴書の添削や面接対策をしてもらうことで、より良い企業へ転職採用される可能性も飛躍的に上がります。
個人で応募した際にはなかなかうまくできないような給料面での交渉をしてくれるのは非常に魅力的です。
また、大々的に募集していない非公開の求人情報も持っており、自分のスキルや能力を把握したうえでベストな転職先企業を探すにももってこいの方法だといえるでしょう。
まとめ
転職すれば必ず今よりも年収が上がる!と思い込んでいると思わぬ危険性が潜んでいるかもしれません。転職にもベストなタイミング・ベストな方法があるといえます。
自分自身だけではなかなかうまく転職活動ができないのではと悩んでいるのであれば、転職サイトや転職エージェントの力を借りてみるのも一つの手かもしれません。
自分の考えだけに固執してしまっていると客観的な判断に欠けてしまい、人生の中でも重要な選択である転職に対してベストな選択ができない恐れも出てきます。
どんな分野においてもプロの知識は非常に役立ちます。転職のプロからいろいろと学んでみるのもいいのではないでしょうか。