転職

よくわかる!転職すべき人と転職すべきでない人

転職すれば必ず年収が上がるというわけではありません。

こちらの記事に詳しく書いていますが転職による年収アップが成功する確率はどちらかというと低いです。特に2回目以上の転職は平均的に年収が下がる傾向にあります。

しかし転職によって年収が下がってしまう人、要するに転職に失敗してしまう人の大多数は年収が上がる要素のない転職をした人です。

中には大企業から低賃金の中小企業へ転職した人もいるでしょう。

転職による年収アップを試みたい人はまず自分が今転職して年収が上げられる見込みがあるかどうかを考える必要があります。

転職すべき人の特徴

下記に当てはまる人で今の仕事に望みがなく辞めたいと思うなら転職を考えましょう。

年収が極めて低い人

年収アップイコール転職成功という意味なら元々年収が低い人は当然転職で成功しやすいです。元々の年収が低いなら転職によって収入が下がるということにはなりにくいですから。

特に20代後半で年収300万円くらいになると選ばなければハローワークからの応募でも十分年収アップが期待出来ます。

小売業やサービス業等で年収が低い人でこれから結婚して家庭を築きたいと考えている場合は比較的高収入が期待できる法人向けの営業職や総合職に転職を検討すると良いです。

非正規雇用者

バイトや派遣はもちろん契約社員、準社員も含めて正社員以外の雇用形態で働いている人は常に正社員として働けるようにアンテナを張っておきましょう。

非正規雇用だと給料が上がる見込みがほとんどないので時間を浪費するだけです。

一昔前では非正規雇用者が正社員の求人で採用されるのは難しいイメージが強かったですが近年は労働人口が減ってきているため比較的受かりやすいです。

高齢になればなるほどきびしくなるので若い人は早めに正社員の仕事に転職しましょう。

労働環境が悪い人

年収が上がりにくい会社、労働環境が悪い会社で働いている人は早めに転職を考えるべきです。

特に入社当初から給料がほとんど上がっていない人、家族経営色の強い会社、ブラック企業で働いている人は迷わず転職すべきです。

年収が中々上がらない・・・あなたが勤める会社は転職すべき?

私も以前家族経営の会社に勤めたことがありますがやはり給料はかなり上がりにくかったです。

家族経営色の強い会社では役員報酬も家族で得たいため無条件で家族に役職を与えるのでそれ以外の従業員が年収を伸ばすのは難しいです。

やりたい仕事がある人

年収アップとは少し話がそれますが他にやりたい仕事があるという人はその仕事を目指しましょう。

たとえ年収が下がっても、生涯賃金が期待できなくてもやりたい仕事をやるのが一番です。

しかし実際やってみると、

「こんなはずじゃなかった・・・」

ということは多々ありますので事前に実際その仕事に従事している人の話等を聞く等調査しておくといいです。

その業界に関する本等も読んでおきましょう。

転職すべきでない人の特徴

下記に当てはまる人は迷っているなら少し様子を見た方が良いかもしれません。

転職することは簡単に出来ますが元に戻すことは出来ないので慎重に考えましょう。

優良企業にいる人

業界大手のメーカー等競争倍率の高い優良企業で働いている人は年収アップ転職を狙うのはあまりおすすめ出来ません。

というのもやはり大手企業、大企業は比較的安定していますし年功序列による昇給制度、福利厚生も整っているのでそれ以上の条件で転職するのは困難です。

近年は大企業だからと言って安泰とは限らないと言われることが多いですがそれでもベンチャー、中小企業よりははるかに安定していますし平均給料も高いです。

転職したい動機が金銭面なら考え直した方がいいかも。

入社して間もない人

入社した会社は最低でも3年間続けましょうとよく言われていますが別にそれを守る必要はないと思います。

ないと思いますがやはりある程度長く勤めないと分からないことは多いですし何より転職、再就職で不利になるので入社して3年は出来るだけ転職しない方が良いです。

1、2年では将来的にどれくらいの給料が見込めるかわからないですし責任のある仕事を任せてもらえる段階にいないのでどうしても低賃金になってしまいます。

日本の企業はどこの会社も入社したばかりだと給料は安いです。

スキルがないうちに転職しても年収アップは見込めないので入社して3年間はできるだけ様子を見てみましょう。

好きな仕事をしている人

好きな仕事をしているけど給料が安いから転職を考えているという人は多いです。

私の知人にも美容師をしていて、美容師の仕事は好きだけど給料が安く家族を養っていけないので転職を考えているという人がいました。

彼は結局営業職に転職しましたが、私はどちらかというと経済的な理由で好きな仕事を捨てるのはもったいないんじゃないかと思います。

フルタイムで仕事をしている限り御飯が買えなくて生活が出来ないなんてことになることはありませんし好きならばその道を極めて出世したり独立するという手もあります。

自分がやりたい仕事を手に入れるのはお金を稼ぐよりもずっと難しいです。

せっかく「好きな仕事」を手に入れているんですからそれを捨てるのは非常にもったいないです。

まとめ

転職すべき人、そうじゃない人をいくつか上げてみましたが両方に当てはまるという人も多いんじゃないかと思います。

先述した通り転職することは簡単ですが元に戻すことはできません。

「転職しない方がよかった・・・」

と後悔しないように慎重になることは大事です。

しかし長期的な視点で考えると転職して様々な経験をすることは将来的に必ず役に立つのである程度勤続年数が経っているなら思い切って転職することをオススメします。

人生一度きりですからやらなくて後悔するよりやって後悔したいですからね。

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umi
フリーター、会社員を経て現在フリーランスに。自分でも信じられないよくわからない生活をしています。Twitterによく生息しています笑

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